最近の気温が体温以上になることも、そうびっくりしなくなりました。本州では危険な暑さが続くなか、北海道はうす寒い日もあり、この差はなんだろうと思ってしまいます。
以前、福岡ではバケツを転がしたような雨が降ると聞き、バルコニーと居室の床のディティールは?排水管や桝が雨水を呑み込むことができるの?とよけいな心配をしてしまいました。でも最近の大雨をみているとこれが当たり前のようになっています。
地震や洪水、日射や冷暖房の算定値は、過去の実績値、気象データによって決められています。異常気象が続くといままでの知識の枠を超えてしまい、その対応に苦慮してしまいます。なにが起きるか天井知らずの状況に、完璧な対応は難しくなりはじめているのではと思います。お客様の問い合わせ内容もいままでと違う気がします。
コロナウィルスの感染もそうですが、地球温暖化が進み、どんなことが起こるかわからないなか、「完全にたたかう」のではなく、「被害をどれだけ小さくして共存するか」なのかもしれません。