テスクでは、自社開発及び研究機関との連携により、省エネルギー技術による地球温暖化対策や、超長期使用可能な商品による産業廃棄物対策、そして化石エネルギーにたよらず自然界に常に存在する再生可能エネルギーを活用する技術の開発等、環境にやさしい取り組みを行っております。
また、YOSAKOIチームの支援や環境型設計コンペの主催等、若い世代が「笑顔」と「元気」になる活動を応援する社会貢献の取り組みを推進しております。
2015年12月にCOP21にて新しい地球温暖化対策の世界的枠組み「パリ協定」が採択されました。
196カ国・地域が参加する世界的な温暖化対策であり、日本は2030年までに2013年比で26%を削減することを批准しております。
建物にかかわる省エネ化、2020年建築物省エネ法の義務化は確実に実行されることになりますので、我々建設業界も大きく変革を求められることになります。
地球温暖化、少子高齢化、空き家問題など、今、求められることを創業時から取り組み、信頼と実績を積み重ねてきたテスクは、これからも皆様に必要とされる企業を目指して挑戦して参ります。
居住者の住環境をより良くすること、オーナー様の資産価値を向上させることを考え、
開発された技術は、環境にやさしい商品へつながりました。
全国に普及している同工法は、在来工法の2倍以上の厚さの断熱材を標準する高断熱と、室内側のコンクリートを蓄熱体として利用できることで、エネルギー消費量を1/2程度=CO2排出量1/2程度にすることができます。
外側から断熱することで構造体の耐久性が飛躍的に向上し、在来工法の3倍以上の180年超の耐久性となり、資産価値を向上させるとともに、産業廃棄物を1/3にすることができます。
オールプラスチック樹脂の特性を活かし、ヒートポンプ熱源器の低温水でも十分に暖房効果を得られ、また、冷房は高冷水にて冷房が可能となり、省電力の冷暖房システムとなっております。
また、樹脂の特性上錆びることがないため、長期間使用することができ、リサイクルも可能な商品です。
再生可能エネルギーは、資源が枯渇せず繰り返し使え、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を
ほとんど排出しない優れたエネルギーですが、導入コストが高く利用されていないのが課題です。
性能向上を図りながらコストを抑え、多くの皆さんに導入いただける技術開発に取り組んでおります。
地中熱はどこにでもあるエネルギーであり、ヒートポンプの熱源として利用することにより寒冷地である北海道の暖房エネルギーに占める化石燃料の割合を低減できますが、地中熱交換器を埋設する掘削費用が高価であるため普及していないのが現状です。
地中熱交換器を安価に埋設する手法として、深く垂直ではなく、浅く水平に掘削することで導入可能なコストバランスになるシステムを研究開発しております。
ふく射冷暖房パネル「クール暖」の技術を活用し、温泉施設の省エネルギー性向上、ランニングコスト改善を図るため、温泉排湯の未利用熱エネルギーの回収に有効な樹脂製柵状熱交換器を用いた排湯熱利用システムを研究開発しております。
塩分が多い、pHが低い等の厳しい泉質にも錆びることなく、効率的に熱回収ができ、洗浄メンテナンスも容易な新しいシステムとなります。
テスクの外断熱工法は、在来工法と比較してCO2排出量を大幅に削減します。
オーナー様にお引渡しをする際、「地球」からCO2削減量・雑木林何本分を提供していただいたことに敬意を表し、「感謝状」の贈呈を行っております。
北海道大学の学生を中心に、2005年に結成された「テスク&祭人」。チームのモットーは「笑顔と元気」。2013年・2014年・2015年と3年連続でファイナルステージに進出しました。彼らの活動は「YOSAKOIソーラン祭り」だけにとどまらず、「鉄西まちづくり学生推進委員会」として地域活動を行い、北海道内の祭りやイベントにも参加協力するなど、多彩な社会活動を展開しています。
未来の建築家や設計者の登竜門として、日本建築家協会(JIA)北海道支部との共同主催により2009年にスタートしました。
毎年7月頃に、札幌駅前通地下歩行空間〈チカホ〉において、公開形式で作品展示および最終審査、表彰式を行います。開催当日は一般の方も観覧することができ、年々注目も高まっています。2017年第8回開催では60作品を超える応募がありました。
毎年時流を捉えた社会性の高いテーマ設定が特徴で、「設計者の環境的感性を育てると共に、その豊かな創造力で次世代における建築の価値を広く問う」ことを目的としています。
公開審査で審査委員を務める大学教授や第一線で活躍する建築家の方々と出会い刺激を受けることが、貴重な経験となり、新たな意欲と活力につながるものと考えます。
未来のスーパー建築家の誕生を、大いに期待しています。